まどから☆おくりもの

読書の秋ですね。

北海道は少しずつ紅葉してきています。

読み終わった本・雑誌を処分するなら、捨てずに次の誰かに読んでもらいたい。

だって、すてきな本ってたくさんあります!

本作家の中で好きな方は五味太郎さんです。

いくつか五味太郎さんの作品を読んだことがありますが、「まどから☆おくりもの」はとても面白い作品です。

五味太郎さんの作品ですので、五味太郎さん独特のイラストで、とても癒される暖かい作品です。

「まどから☆おくりもの」についての作品紹介ですが、発行所は偕成社、対象年齢は0~2歳です。

ストーリーは、クリスマスの夜にサンタさんがプレゼントを持ってやってくるというところから始まります。

サンタさんが窓の外から家の中を見て、「誰の家なのか?」「どんなプレゼントが良いのか?」を考えながらプレゼントを配っていきます。

この窓からプレゼント配っていくところがこの絵本の面白い部分でもあります。

窓の外から見ただけなので、サンタさんが思っていた住人とは全然違う住人にプレゼントを配ってしまいます。

例えば、窓の外から見たらネズミさんの家のようだったので、ネズミさん用のプレゼントを配ってしまいますが、実際はネズミさんではなく、違う動物にプレゼントを配ることになります。

また、窓の外から見ると暗くて誰もいない家だと思ってプレゼントを入れずに帰ると、実際は黒いくまさんが寝ている家でした。

クリスマスの朝、プレゼントのなかったクマさん。

一人だけプレゼントがなく悲しい思いをしていると他の友達がプレゼントを分けてくれるという暖かい友達同士の助け合いを感じることができる作品でもあります。

誰の家なのかクイズ形式で楽しめる作品でもあるので、ぜひ見てみてください。

PS:本ともだちが北海道での本の処分の仕方とか、北海道での古本屋の選び方とかをブログ記事にしています。よかったら、読んでみてください。